2020年4月1日より、オランダが26番目の協定国として日本からワーキングホリデーができる国となりました。これにより、毎年200名の日本人がオランダにワーキングホリデープログラムを利用して、最大1年間住むことができます。
オランダのワーキングホリデーの魅力は、英語が通じること、労働環境及び賃金給与も良いこと、ヨーロッパ周遊の旅に最適な場所にあることなどです。首都のアムステルダムなどは数多くの移民がいる街であるため、オランダ人のみならず様々な人々との交流も可能です。
オランダの英語事情
オランダの公用語はオランダ語ですが、国民の94%がバイリンガルで、マルチリンガルの同国では英語が通じるところが多いです。もちろん都会を離れたエリアなどではオランダ語を勉強しておくとコミュニケーションにも役立ちますが、英語がある程度話せる方であれば、ほとんどの場面で問題なく過ごせるでしょう。
また、一定以上の英語力があれば仕事探しで困ることも少ないです。
オランダのワーキングホリデーは年間を通して同じ職場で働くことが許可されていないため、新しい仕事を見つけられるように常に英語力を高めておくとよいでしょう。
アムステルダムやハーグには10校ほどの英語語学学校があり、最初の数カ月は英語力を強化するために学校へ通う選択肢もあります。
オランダの最低時給
オランダはワークライフバランスが実現できている国として広く知られています。また、賃金水準が高いことも朗報です。
2020年7月時点で21歳以上の最低時給は10.77ユーロ(約1,361円)です。観光客の多いオランダでは外国人が働きやすい求人もあります。
オランダのワーキングホリデービザ申請
対象年齢: 18~30歳 ※申請時の年齢
発給人数: 200人
申請料: 58ユーロ(約7,300円)
滞在できる期間: 最長 1年間
※フルタイムでの就労は可能だが、年間をとおして同一の雇用主の下での就労は禁止
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、申請受付は2020年10月から始まりました。
先着200名が「Pre-registration Letter」という仮登録レターを交付されます。
この仮登録レター交付から90日以内にオランダに入国しないと、レターは無効となります。入国後に在留許可を申請し承認を待ちます。
引き続き、オランダのワーキングホリデーでできる仕事や生活費について発信してまいります。