United International Business School(UIBS)は、スイス・チューリッヒにメインキャンパスを構えていてヨーロッパとアジアに全9つのキャンパスを持つ大学・大学院です。2002年の創立以来、 大学及び大学院レベルでのより実践的なビジネス教育及び経営学を提供しており、これまでに1,500名以上が卒業しています。
メインキャンパスの他に、アムステルダム・アントワープ・バルセロナ・ブリュッセル・マドリッドの5都市にキャンパスがあります。他にはサテライトキャンパスとして、ジュネーブ・ミラノ・東京でも学ぶことができます。授業はすべてのキャンパスで英語で行われます。
UIBSのMBAプログラムは2019年のQS世界ランキングでトップ200に入り、ヨーロッパではトップ60にランクインしました。また、CEOマガジンのグローバルランキングでは、UIBSのMBA及びExecutive MBAプログラムがそれぞれTier One、41位にランクインしています。
フルタイムで受講すれば最短1年で修士号が取得できるため、社会人になってからの大学院留学をするヨーロッパの学生も多く見られます。
UIBSの特徴
実践的な知識を学べる
研究大学とは異なり、最新のケーススタディ(研究事例)によって理論と実践を結びつけて教えます。
柔軟な学習プログラム
UIBSのプログラムは、アメリカの高等教育モデルに基づいていて興味のある分野やキャリア目標にあわせて授業を選択します。姉妹校のEuropean College for Liberal Studies(ECLS)はリベラルアーツを主としており、コミュニケーションや国際関係学などを副専攻として学ぶこともできます。
少人数のクラス(1クラス平均20名)
学生と教授間のやりとりが活発な、インタラクティブな授業を受けることができます。
年に8回の入学日
一年を4学期に分けるクォーター制度により、各季節に複数の入学日が設定されています。そのため、日本の高校・大学卒業後からUIBS入学までの時間のロスを防ぐことができます。
キャンパス間の移動が可能
どのキャンパスでも同じカリキュラムの受講ができるので、クォーターごとにキャンパスを移動することも可能です。例えば、ヨーロッパから東京のサテライトキャンパスで学びながら観光を楽しむ学生も多くいます。
グローバルで国際色豊かな環境
UIBSには95カ国以上の国と地域から学生と教員が集まっているため、多様な文化や起業家のイニシアチブに触れることが可能です。
人気のプログラム
ビジネス
経営学
技術研究
教育
デザイン研究
ジャーナリズム・マスコミュニケーション
スポーツ
経済研究
マーケティング
観光・ホスピタリティ
マネジメント
社会科学
授業について(大学院課程の場合)
- 1週目から4週目までが授業、5週目は試験、その後1-2週間の休暇
- 1コースは3時間×4つのセッションで構成
- 1週間に15時間から20時間の受講時間
- いくつかのキャンパスでサマースクールを開講
- 学生の平均年齢は20代-30代、社会人も在籍
- 60クレジットを修了するのに通常12ヶ月必要
- 入学時、英語のレベルチェックテストあり。必要に応じてESLの受講を勧める(外部のクラスを自己手配)。IELTS6.0程度の場合はESL受講は必須ではなく、自由選択
注意事項
UIBSの大学課程を卒業して得られる学位は学士(Bachelor)ですが、UIBSの学位では公的機関や一般的な大学院への出願資格として認められない場合があります。
その場合、メトロポリタンカレッジオブニューヨークやダブリンビジネススクール等の提携校へ入学し、学位を取得することが可能です。
まとめ
日本でも実践的なカリキュラムを組む大学や学部は注目されていますが、 UIBSも同じようなカリキュラムで、尚且つグローバルな環境で学ぶことができます。
キャンパスにより授業料は異なりますが、複数のキャンパスから自由に留学先を選ぶことができます。キャンパス間の移動も可能な上、入学時期や卒業時期を自由に選ぶことができるので、フレキシブルなスタイルで専門的に学びたい方に適したプログラムと言えます。