スウェーデンの大学留学について

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スタディアブロード公式
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生活の質や教育水準が高く、世界でもトップクラスの大学があるスウェーデンには世界中から留学生が集まっています。

スウェーデン留学のメリット

英語で留学が可能

英語が第一言語ではありませんが、スウェーデンでは英語で学位が取得できるプログラムが多くあり、学士課程では約100、修士課程では900以上のプログラムを英語で履修することが可能です。

スウェーデンの人々は非常に高い英語力を持つことで知られていて、ほとんどの場所で英語が通じます。

教育水準が高い

世界的に評価されているスウェーデンの大学はすべてが公立の大学です。31ある大学のうち、8校がQS世界大学ランキングに入っています。
社会福祉・環境・工学・政治・デザイン等、文系・理系両方の分野に強く、最前線の研究もできる環境があります。

治安が良い

スウェーデンは他のヨーロッパ諸国と比べても治安は安定しており、治安の良い国や国民の幸福度ランキングにも常に登場しています。

しかしヨーロッパの治安悪化につれ、近年では置き引きや窃盗などの犯罪が増加しています。そのため、夜の地下鉄やひとり歩きは極力避けることが賢明です。

日本人が少ない

スウェーデンに留学する日本人は、アメリカやイギリス、カナダなどの人気留学先に比べて少数派になります。

また、スウェーデンは留学生の受け入れが多いので、様々な国の人や文化に触れる機会が多くあります。

大学留学の種類

スウェーデンに大学留学する場合、協定留学と個人留学のいずれかの方法を選ぶことになります。

日本の大学と協定を結んでいる大学または大学院への交換留学を協定留学といいます。
スウェーデンでは、個人で入学申請を行う留学生をフリームーバー(Free Mover)と呼びます。

個人留学の注意点は、大学によって協定留学以外の留学生の学士課程への入学を許可していない大学があることです。フリームーバーとして留学を希望する場合は、志望大学の入学要件を確認する必要があります。
なお、修士課程の場合、個人で出願する場合のほうが多くなります。

出願方法

協定留学の場合は、在籍校を通して留学手続きを行います。
個人留学で学士課程または修士課程に英語で留学する場合の出願は、スウェーデンの「全国統一出願受付窓口 (Universityadmissions.se)」へオンライン申請をします。
入学時期は秋または春になります。

語学力

英語で学ぶ場合、TOEFL iBT 90〜、IELTS 6.5〜の英語力が求められます。

ビザ

スウェーデンに90日以上滞在の場合、Residence Permit(居住許可)と呼ばれるビザが必要となります。日本のスウェーデン大使館からオンラインで申請が可能です。ビザの取得には現在、3ヶ月から5ヶ月ほどかかるといわれていますが、それ以上かかる場合も多くあるようです。

留学費用

アメリカやイギリスの大学留学費用に比べればスウェーデンは低いことは確かですが、決してとても安いというわけではありません。

スウェーデン大学に私費で留学する場合、授業料は1年間で100万円程度になります。
しかし協定留学を利用する場合には、大学にもよりますが、日本の大学の授業料を払うことで留学先の授業料が免除になる制度もあります。
現在在籍している大学に留学制度がある場合には、まずは詳細を調べてみることをおすすめします。

学費の他の衣食住や航空券・保険料等全てを合わせると、スウェーデン私費留学の1年間の費用は平均で300万円程度と見積もるとよいかもしれません。

なお、スウェーデンは学割が充実している国です。公共交通機関の利用料・携帯電話料金・ファストフード・カフェ・PC等にも割引が適用されますので、かなりの生活費を節約することができます。

北欧諸国は社会保障が充実している分、消費税が高いことでも知られています。
しかし、食料をスーパーで買って自炊すれば、東京の物価と同程度もしくは少し安く済みます。

家賃も東京よりは低いですが、ストックホルムでは近年アパート不足や家賃の値上がりが見られています。家賃を節約するためには、長期の留学の場合は、最初の数カ月はホームステイで過ごし、その後安くルームシェアができる住まいを見つけるとよいです。
物価の高いイメージがあるスウェーデンですが、外食を避けて自炊をすれば生活費はかなり抑えることができます。

スウェーデン大学留学のまとめ

日本からの留学者数が比較的少ないことからスウェーデン留学について耳にする機会は少ないかもしれませんが、スウェーデン留学では世界トップレベルの教育を、北欧の洗練された生活環境で他の優れた学生達と肩を並べて学べる機会があります。

スウェーデン語で学ぶプログラムを履修する場合は、大学附属の語学学校等でスウェーデン語を学ぶ必要もありますが、英語で履修できるプログラムが多いこともメリットです。

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