留学費用が安いおすすめの国

留学費用が安いおすすめの国

スタディアブロード公式
スタディアブロード公式

半年以上の留学では、英語力も上達して現地の大学進学を目指したり、現地の生活にも溶け込むことができるようになる期間です。
しかし留学の費用は期間が長くなればなるほど高くなるので、留学先による差が顕著に現れます。

ここでは、1年間の語学留学費用が安いおすすめの英語圏の国をご紹介します。

カナダ

カナダの語学留学は、アメリカやイギリス、オーストラリアに比べて費用を低めに抑えられます。

現在、カナダは英語圏の中で最も安い留学先と言えます。

カナダは、治安の良さ・人々の多様性・自然の美しさ・高い教育レベルなど世界的にみても人気の留学先です。
また、イギリスのエコノミスト誌が選ぶ「世界で最も住みやすい都市」ランキングのトップ10以内にはトロント・バンクーバー・カルガリーがこれまでに度々ランクインしています。

カナダの語学学校は、東部や西部、また中部などのどのエリアでも語学学校の質が高いことで知られています。

カナダでは州ごとに消費税が異なり、都市によっても物価は変動します。州税(PST)のないアルバータ州 (カルガリーやエドモントンがある州、5%の消費税はあります) では、学費や生活費をより抑えることができます。アルバータ州はカナダ国内で州税が課されない唯一の州です。

対してバンクーバーでは家賃が他のカナダの都市より高くなっています。
※ホームステイをする限りでは、都市間の差はそこまで著しいものではありません。

カナダの物価は日本と比較しても安いと感じることはあまりないかもしれません。野菜や果物、牛肉、チーズ、ガソリン、光熱費などは日本より安いですが、レストランの食事代、公共交通機関の運賃や酒類・タバコは日本と比べて非常に高くなっています。
外食の際にはチップを払う習慣があるため、外食費は思ったよりも高額になることがあります。

通学などでバスや電車を頻繁に利用する場合にはマンスリーパス(定期券)を購入すれば交通費を節約することができますし、外食や酒類・タバコの購入を避ければ大きな出費はありません。

一年の語学留学でかかる語学学校の授業料(月〜金曜日・午前のみの週20レッスン)とホームステイ(個室・1日2食付き)を合わせた費用は、200万‐240万円になります。これに航空券代や保険料その他諸費用を加えて、300万円前後を予算として計画することをおすすめします。

カナダの語学学校を探す

マルタ

地中海に浮かぶ小さな島国・マルタ共和国は、EU加盟国で英語とマルタ語が公用語です。
マルタの語学学校ではイギリス英語を学ぶことができます。

マルタは地中海の歴史と美しい自然を堪能できるリゾートであり、治安も良くて安全な環境で英語留学ができます。
もちろん日本とは異なりますので、基本的な防犯対策の意識は必要です。

マルタは日本人を含むアジアからの留学生が少なめです。
語学学校にはヨーロッパの国々やロシアからの学生が多く、英語に集中できる環境が整っています。

さらには、ヨーロッパにありながら物価が低いこともマルタ留学のおすすめポイントです。
マルタの消費者物価は、家賃を除き、日本と比べ12%低いという調査結果が出ています。家賃を含めると、マルタは日本より4.6%安いと言えます。
食料品は全体的に日本より3-4割安いと言えます。特に野菜や果物、牛乳、パン、牛肉等は非常に安く、一方で外食費やタバコ、ガソリン、家賃等は日本に比べ割高になっています。マルタの消費税(VAT)は18%で、ヨーロッパの中ではルクセンブルクに次いで2番めに消費税が低い国となっています。

マルタでは滞在期間が90日を超える場合、入国してからマルタ国内で滞在許可(ビザ)を申請することができます。
入国後90日を過ぎていて且つ90日以上の学生ビザを保有していると、マルタで就労(週20時間が上限)することができるので、アルバイトをしながら滞在費を賄うことができます。

一年間のマルタ語学留学でかかる語学学校の授業料(月〜金曜日・午前のみの週20レッスン)とホームステイ(個室・1日2食付き)を合わせた費用は、平均で220-230万円です。

マルタにはハイシーズン(6月〜8月)があり、語学学校のコース料金及び滞在料金にハイシーズン料金が設定されていることが多いため、短期留学で費用を節約したい場合にはハイシーズンを避けて留学を計画することをおすすめします。

マルタ留学では、学生寮(レジデンス)でも比較的安い費用で滞在することが可能です(ハイシーズンを除く)。
他の英語圏の留学先ではレジデンスはホームステイよりも費用が高い傾向にありますが、マルタの語学学校が案内してくれるレジデンスのほとんどが徒歩圏内や学校の敷地内にある等、費用だけでなく通学が便利な特徴があります。レジデンスでは自炊が基本です。

マルタは他のヨーロッパの国へ手軽に安く旅行ができるのもメリットです。

マルタの語学学校を探す

アイルランド

アイルランドもヨーロッパの中では留学費用が比較的低いこと、経済の成長がめざましく、教育水準も高く気さくでフレンドリーな人々が多いこと、そして日本人留学生が少なめなこと等が特徴です。

ヨーロッパの中でも比較的治安の良い国と言われていますが、観光客を狙ったスリや置き引きは少なくないため警戒は必要です。

アイルランドにはワーキングホリデー制度があるので、働きながら語学や文化を学ぶこともできますが、マルタ同様条件をクリアすれば学生ビザでも就労することができます。
学生ビザでの就労は、政府認定語学学校のフルタイムコースに25週以上在籍することが条件になっています。学生ビザもマルタ同様、現地渡航後に申請することができます。

ダブリンは留学生に最も人気のアイルランドの都市ですが、物価が高めのダブリンを避けたい場合には、コークやウォーターフォード等の物価が低めの都市をおすすめします。

アイルランドの消費者物価は、家賃を含まない場合日本より4%安いですが、家賃を含めると日本より10%近く高くなるという結果があります。また、アイルランドの消費税は23%なので、日本と比べると物価が高く感じられることが多くあるかもしれません。

アイルランドの外食費は日本に比べて倍近く高くなりますが、食料品は水・卵・鶏肉以外は日本より平均で2割ほど安く売られています。
アイルランドも酒類やタバコ等はとても高いのが特徴です。交通費も日本よりは割高ですが、PasmoやSuicaのようなカードを利用すれば交通費を安くすることができます。また、中古の自転車を利用して交通費を節約するのもひとつのアイデアです。

アイルランドの1年間の語学留学でかかる語学学校の授業料(月〜金曜日・午前のみの週20レッスン)とホームステイ(個室・1日2食付き)を合わせた費用は、平均で230‐260万円です。
ホームステイは最初の数ヶ月のみ利用し、アパートを複数人でシェアする「シェアフラット」に移ると費用を節約することができます。ただし、6ヶ月以下の留学期間の場合は借りることが難しい場合も多いようです。

アイルランドの語学学校を探す

留学費用が安いおすすめの国のまとめ

英語圏で留学費用が安いおすすめの国をご紹介しましたが、航空券の安い時期を選んだり、現地のハイシーズンを避けたり留学キャンペーンを利用したりすることを検討すると良いです。

欧米の国々は、日本と比べると外食費がとても高いのが特徴です。チップの文化もあります。長期留学で費用を抑えるには、外食の回数に気をつけることも重要です。

また長期留学の場合、金額や学校のコース内容だけで決めるのではなく、暑さ寒さが厳しい季節があるのか、またその土地に飽きないか等も事前にじっくり検討してから計画を立てることをおすすめします。

留学・ワーキングホリデーのご相談

手数料0