ボーディングスクールとは?

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スタディアブロード公式
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ボーディングスクールとは?

学校併設の寮で暮らし、日常生活を他の学生たちと過ごす教育機関を指します。(一部を、近隣から通学する生徒もいます。)ボーディングスクールは、生徒の人格形成と卓越したアカデミックスキル、自立と社会でのリーダーシップ、そしてスポーツや芸術においても秀でた人材を育成することに力を入れています。現在世界の様々な分野で活躍する著名人には、ボーディングスクール出身者が多くいます。

ボーディングスクールの生徒は、学習面でも社会面でも多くの経験を通して成長します。教師や学校のスタッフ及びその家族たちも生徒と同じ寮に暮らし、24時間体制でサポートをしてくれます。
ボーディングスクールには様々な年齢の生徒が通っていますが、ここでは特に9年生(15歳程度)からを対象としたボーディングスクールについて特徴やメリットをご紹介します。

ボーディングスクールの種類

ボーディングスクールの規模は大小様々ですが、大半は大学進学に力を入れている「College Preparatory School」と呼ばれる学校が多く、国際バカロレアプログラムを提供している「IBプログラムスクール」も世界各地にあります。他には男子のみ・女子のみの学校やキリスト教の教えに基づいた学校、芸術系のプログラムやスポーツに力を入れている学校もあります。

ボーディングスクールの特徴

少人数制の授業

学校にもよりますが、1クラスは4名-12名と少数であるため、教師が一人一人の能力や個性を把握し、細やかな指導やサポートが可能になっています。中には、教師対生徒の比率が1:3の学校もあります。

人格形成と成長

教職員からのサポートの下、学びやスポーツを通して他の学生と交流して寝食を共にすることは、アカデミックな面でも人格形成の面でも大きな成長をもたらします。

多様性への理解

ボーディングスクールは様々な国から異なるバックグラウンドを持った学生が在籍しています。異なる文化に触れる機会をもつことは、生徒に多様性への理解を深めることを促します。

コミュニティ

教師、友人、レジデンスペアレント(寮母・寮夫)のコミュニティは絆が強く、生徒に快適な環境を与えてくれます。ボーディングスクールには目的意識の強い生徒が多くいます。

大学進学サポート

ボーディングスクールの大学入学率は平均を超える実績があり、きめ細かいカウンセリングを受けながら同じ目的を持った学生たちの中で勉学に励むことができます。コースにはSATやTOEFL準備クラスもあり、着実にスコアアップを果たします。

安全な環境

ボーディングスクールのほとんどは、都市近郊またはのどかな安全なエリアにあります。学内外の施設は手入れが行き届き、申し分のない学びの環境が提供されています。セキュリティも万全で、セキュリティガードが施設内を警備しています。

寮生活

寮生が規則正しく健全で充実した生活習慣を身につけるために、寮には起床から就寝まで様々なルールがあります。寮は生活するだけではなく学びの延長の場と考えられているため、放課後や週末にもスポーツや小旅行、ショッピングなど多種多様なアクティビティが提供されています。

学生寮もしくは学校敷地内には学校の職員が学校の敷地内に住んでおり、先生と家族のように過ごすことができます。

入学選考

ESLが充実している学校は、特にテストを行わずに書類選考だけで入学審査をするところもあります。一般的にはTOEFLやIELTSなどのスコアや日本で通っていた学校の成績証明書の提出に加え、学校独自のテストやインタビューを受けて入学審査とする学校が多くあります。

ボーディングスクールの費用(1年間)

国や地域はもちろんのこと、学校の特性によっても費用はことなります。
ニュージーランドのボーディングスクールは公立学校が多いため、その他の国と比べて費用を抑えられるのが特徴です。
また、ボーディングスクールには奨学金や就学援助金が出る学校も多いため、これらの制度チェックするのもよいでしょう。

アメリカ: 約285万‐950万円
イギリス: 約300万‐600万円
スイス: 約840万‐1,100万円
オーストラリア: 約300万-430万円
ニュージーランド: 約200-260万円