カナダの大学進学を目指す方やカナダで就労経験をしたい方、さらには永住権を取得したい方に最適のカレッジ留学について基本情報をご案内します。
カレッジ留学のメリット
- 入学条件や求められる英語力のレベルが比較的緩やか
- 大学留学の学費より安い
- 週20時間までのアルバイト可能
- 少人数のクラス
- カナダ政府が認める公立のカレッジ卒業後、PGWP(ポストグラデュエーションワークパーミット)を申請し就労可能
- 私立カレッジでCo-op付きのプログラムを受講し、就労経験ができる
- 永住権取得に求められる資格や経歴を得られるカリキュラムを学べる
- 4年制大学に編入できるプログラムを提供している学校もある
- 入学時期が多い(私立カレッジは毎月入学の機会も)
カナダの公立カレッジでは2年制の「Diploma」プログラムが主流ですが、他にも1年間の「Certificate」プログラムや、4年間かけて取得する「Bachelor」プログラムがあります。
公立カレッジを卒業すると、プログラムの期間によって8ヶ月から最大で3年間のPGWPが取得できるので、そこから永住権申請へと繋げる足がかりを得ることができます。
私立カレッジは公立カレッジよりも学費が安い傾向にあり、学びたい分野のプログラムに絞って選べるのが特徴です。
公立カレッジの2年間の授業料はプログラムやカレッジにもよりますが、約250万から300万円です。
Co-op付きのプログラムでは、在学中に有給で仕事をすることが可能です。
Co-op就労許可は通常学生ビザと同時に取得します。
注意点
学生ビザ申請と同時にCo-opを取る場合、Co-opで働く期間は学生ビザの期間と同じかそれ以下に定められています。
また、Co-opは学生ビザに付属するものであり就労ビザではないため、Co-opプログラムで経験した仕事は永住権申請時のカナダでの就労期間にカウントされません。
しかしカナダで就労した経験は、日本での就職にも有利になります。帰国前にカナダの勤務先にReference Letter (推薦状 )を書いてもらうことを忘れずにしてください。
カレッジで学べるCo-opプログラムは、会計・マーケティング等のビジネス分野、医療・福祉、調理、観光・ホスピタリティ等です。
Co-opができるおすすめのカレッジ(一例)
大学への編入
留学生にとってはカナダの4年制大学にいきなり入学するのはハードルが高いため、カレッジのESLから大学編入コースに進み、最終的に希望の大学へ進学する方法が最も一般的です。
大学への転入を目指す「ユニバーシティトランスファープログラム」では、二年間で大学1-2年レベルの基礎内容を学びます。
しかし大学編入コースに入っても成績が思わしくないと、希望の大学に編入できないという結果もあるのも事実です。
途中で計画を変えたり諦めたりすることのないよう、入学を目指す大学が決まったらその大学に有利に編入できるコースを提供しているカレッジを選ぶことが重要と言えます。
大学編入おすすめのカレッジ(一例)
ランガラカレッジ
ダグラスカレッジ
カモーソンカレッジ
ノースアイランドカレッジ
ハンバーカレッジ
ジョージブラウンカレッジ
カナダカレッジ留学のまとめ
カナダのカレッジは、英語力の上達に加え専門知識や海外での就労経験が得られるプログラムや、大学への編入も可能になるプログラムも提供していて留学生にも多くの選択肢を提供してくれます。
またアルバイトやCo-opによる収入も可能なため、勉強も働く経験も同時にできるのも魅力です。
しかしカレッジでは課題も多く出題されるため、必然的に勉強に費やす時間も多くなります。
そのため、常に目的意識を明確に持ち、卒業後に焦点を合わせて生活することをおすすめします。