コロナ禍で留学できる国について【2021年10月12日】

コロナ禍で留学できる国について【2021年10月12日】

スタディアブロード公式
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新型コロナウイルスワクチンの接種が日本を含む世界各地で進んでいます。同時に、渡航制限にも緩和措置が講じられ、日本からも留学できる国が増えてきました。

ここでは、現在(2021年10月12日)の時点で日本から渡航できる国をご紹介いたします。
以下でご案内する各国の入国についてのルールは、大人の方を対象としています。
幼児やお子様には該当しません。予めご了承ください。

アイルランド

ワクチン接種証明書: 不要※
渡航前のPCR検査陰性証明書: 必要(入国後3日目に再検査必要)※
入国後の自己隔離: あり(14日間)※
※アイルランド政府が認めるワクチン接種完了証明書(英文)があれば、検査及び現地到着後の自己隔離は不要。
※現地到着5日後のPCR検査(無料)陰性結果で、隔離期間を短縮終了することが可能。
現在は90日以下の滞在の留学が可能。10月22日頃から91日以上の滞在の学生(学生ビザ)の受け入れを予定。

アメリカ

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要
ワクチン接種証明書: 州による※
入国後の自己隔離: 州による※
※11月からの入国にはワクチン接種の完了が義務。ワクチン接種証明のほか、渡航前3日以内のPCR検査陰性も必要だが、入国時の隔離は不要となる。ワクチンの種類については未発表。

イギリス

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要※
ワクチン接種証明書: 不要
入国後の自己隔離: あり(10日間)+ 入国後、Day8にPCR検査要※
※2021年10月4日以降ワクチン接種完了者(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ等)は日本出発前のPCR検査証明不要、且つ入国後の自己隔離と8日目のPCR検査が不要(Day2のPCR検査は必要)

カナダ

渡航前のPCR検査陰性証明書: 必要
ワクチン接種証明書: 必要
入国後の自己隔離: 必要(事前の申請で免除可能)
到着時の検査は基本的には不要(ただし、ランダムに選ばれた場合は検査対象)。
カナダから出発の航空機の搭乗にはワクチン接種完了が義務化。

ドバイ

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要
入国後の自己隔離: なし

マルタ

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要
ワクチン接種証明書: 必要(日本のワクチン証明書は現在認められていません)
入国後の自己隔離: あり(マルタ政府公認のワクチン接種証明書の提出で免除可能、それ以外の観光客は入国後にマルタ政府が指定する宿泊施設で14日間の自費による隔離滞在。語学学校の生徒は対象外)

ロシア

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要
ワクチン接種証明書: 不要
入国後の自己隔離: あり(14日間)

イタリア

渡航前のPCR検査陰性証明: 不要※
ワクチン接種証明書: 不要※
入国後の自己隔離: あり(5日間)、さらに隔離後、検査要。
※PCR検査陰性証明及びワクチン接種証明書がある場合は、隔離不要。

フランス

渡航前のPCR検査陰性証明: 必要※
ワクチン接種証明書: 不要
入国後の自己隔離: なし
※ワクチン接種済みの場合、不要。ワクチン未接種でも到着後の自己隔離は不要。
上記措置は2021年10月25日まで。

日本帰国時

帰国前には、厚生労働省や外務省のホームページを必ずチェックいただき、最新の情報を確認してください。

現時点では、帰国時の検疫で有効なワクチン接種証明書の写しを提出することにより、指定の宿泊施設での3日間の待機や、入国後14日間の待機期間の一部※が短縮されています。

※入国後14日間の待機期間を一部短縮するためには、入国後10日目以降に自主検査を受け、厚生労働省の入国者健康確認センターに陰性の結果を届け出ることが必要となっています。

検疫所の宿泊施設で6日もしくは10日間の待機対象となっている指定国・地域から帰国する方は、上記の措置は対象外となりますので、注意が必要です。

コロナ禍で留学できる国のまとめ

感染状況の変化に伴い、各国の入国におけるルール及び日本帰国の際の水際対策は変化する可能性を含みます。

オーストラリアは、現時点でも留学のための渡航再開の見通しは立っていません。
しかし、オーストラリア政府は2021年10月1日、ワクチンを2回接種した国民・永住者を対象に、11月から海外渡航を認めるとともに、入国後の隔離措置を14日間から7日間へ緩和する方針を発表しました。
日本国籍の留学生が渡航できるようになるかは、未定です。

その他の国についても、渡航自体は可能でも日本政府はまだ渡航勧告を発しています。

留学を決めたら、渡航先の感染状況や感染防止策はもちろんのこと、保険加入の準備や現地の医療体制及び再入国時の手順についての確認を徹底する等、最新状況を常に把握することが重要です。

上記の内容は、あくまでも現時点での情報に基づく内容となります。
状況は頻繁に変わる可能性を含みますため、渡航の際はご自身にて、常に最新の情報をチェックいただきますようお願いいたします。