カウンセリングやお問い合わせでもよくいただくご相談の一つに、『どれくらいの期間留学に行った方が良いか』というご相談があります。目的や予算によってもそれぞれ異なりますが、今回は長期留学のおすすめの理由とおすすめの国のご紹介をしたいと思います。

1.着実に英語力を伸ばせる
2.様々なコースにチャレンジできる
3.勉強以外の経験も沢山できる
4.ワーキングホリデーのための下準備ができる

1.着実に英語力を伸ばせる
やはりなんといっても長期留学のメリットは、着実に英語力が身につけられることです。外国語を学ぶには長期的に時間をかけて学び、繰り返し使うことで自分の言語として身についていきます。1ヶ月や2ヶ月の短期留学でも多少英語力は身につきますが、期間が短く飛躍的な成長を感じることは難しい傾向にあります。英語を第二言語として使えるようになりたい、将来的に英語を使って仕事がしてみたい、外国人とコミュニケーションを取れるようになりたいなど考えている方は半年以上〜1年は語学留学をすれば、着実に言語習得ができるでしょう。もちろん授業をさぼったり、日本人とばかり一緒にいると英語は伸びませんので、現地での生活にも工夫を凝らし、英語環境に身を置いて生活することでより英語力は伸びます。時間をかけてしっかりと質の高い英語力を身に付けるためには長期で留学ができると良いでしょう。

2.様々なコースにチャレンジできる
長期で語学学校に留学をすることで、様々なコースを受講することも可能になります。基本的には一般英語コースからの開始となりますが、徐々に英語力が伸びるにつれて、一定の英語力が必要になるビジネス英語コースや試験対策コース、進学コースなどに入ることができるようになります。こういったコースではより専門的な英語を学ぶことができるため、現地で働く際に活かせたり海外で大学や専門学校への進学に一歩近づくことができます。専門的な英語を学ぶことで自分の英語により深みを持たせることができるでしょう。また、英語力があることでインターンシップやボランティアの経験も可能になります。

3.勉強以外の経験も沢山できる
短期期間では経験がしづらいアルバイトやインターンシップ、ボランティアへの挑戦、旅行がしやすい点も長期留学のメリットです。特にアルバイトは日本でも同じように長期で働ける人材を優先的に採用する傾向にあります。インターンやボランティアもある程度の期間が定められていますので期間が必要になります。滞在中は連休を使って隣の都市へ遊びに行ったり、隣国へ旅行へ行く人もいます。日頃頑張って勉強をしている自分へのご褒美で、色々な国へ旅行ができたら楽しい思い出にもなります。時間に余裕があると色々なチャレンジができる（選択肢が増える）ので長期留学はおすすめです。

4.ワーキングホリデーのための下準備ができる
ワーキングホリデーをするか語学留学をするかで悩まれている方も多いですが、ワーキングホリデーをする前に語学留学をしておくことで英語力が身についているので仕事先を見つけやすく、すぐ仕事を始めやすい傾向にあります。やはり海外で仕事をするにはある程度の英語力は必要になりますし、アルバイトとはいえど仕事には責任がつきものですので対応ができるだけの英語力は必要です。特にワーキングホリデーでは飲食店でアルバイトをする人が大多数です。海外の飲食では日本ではあまり馴染みのない、宗教によるオーダーの違いやアレルギーなどの確認・対応をしなければならない状況もあるでしょう。そういった場面で間違いのないように対応できるだけの英語力を持っている必要がありますので、事前に英語力を身につけておくことが重要です。ワーキングホリデー期間の間にも語学学校には通えますが、一定の期間しか通えないことや1年のうちの半分くらいが語学学校の時間になりますので、1年間をフルでアルバイトや旅行などに使いたい方は事前に学生ビザで語学学校に通っておくと良いでしょう。

おすすめの長期留学先は、カナダとニュージーランドです。カナダとニュージーランドは、学生ビザで渡航したのちに現地でワーキングホリデービザの申請ができます。日本に帰国をせずとも学生ビザでの留学が終わったらワーキングホリデービザへ切り替えて引き続きその国で生活を続けることが可能です。このようなプランで渡航することで、より長く海外に滞在ができ、英語力のブラッシュアップや就労経験などを積むことができ、人によっては永住権などに繋げられる可能性もあるでしょう。

このように長期留学は選択肢を広げることができ、可能性が広がります。スタディアブロードでは長期留学のサポートも行っておりますのでぜひお気軽にご相談くださいませ。