留学に必要なビザの種類を知ろう

留学に必要なビザの種類を知ろう

スタディアブロード公式
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留学の準備を進めていく中で、一番大切なのがビザの準備です。留学をする国や期間によっても必要なビザの種類は様々ですが、自分で自由に選べる3つの種類のビザを今回はご紹介いたします。

1.観光ビザ
2.学生ビザ
3.ワーキングホリデービザ

1.観光ビザ

観光ビザはこれまでに旅行などで取得をしたことがある方もいると思います。例えば、オーストラリアの観光ビザはETAS(イータス)と呼ばれており、実際には観光ビザではなく、電子認証システムのことを指します。このシステムを使って、誰が、いつ、どこに滞在予定なのかなどを登録するフォームになっており、わかりやすく観光ビザと呼んでいます。アメリカの場合は、ESTA(エスタ)と呼ばれている電子認証システムを登録する必要があります。こういった観光ビザは、申請費用も安く、短期留学をしたい方に向いています。観光ビザは各国滞在期間が制限されており、オーストラリアやアメリカは90日まで、カナダは120日(6ヶ月)までの滞在が可能です。就労など現地で収入を得ることはビザのステータス上許可されていませんが、語学学校へ通うことは可能ですので、短期で留学を考えている方はこの観光ビザを利用して留学をするのがおすすめです。

2.学生ビザ

学生ビザは名の通り、学生として現地に滞在したい方が取得するビザです。学生ビザと聞くと、「現役の学生が利用するもの」「学生しか利用できない」と思う方が多くいますが、そうではなく、学生というステータスでその国に滞在をしたい方が利用するビザになりますので社会人も含め、語学留学をする方はこの学生ビザを利用することになります。観光ビザとの違いとしては、滞在期間は最初から決められているのではなく、自分が学校に通う期間分+猶予期間分(1年の留学であれば1年+数ヶ月分)のビザが下ります。実際の就学期間よりも少し多めに滞在ができる点や就労したい方はこちらの学生ビザを利用するのが良いです。特にオーストラリアやニュージーランド、カナダ(専門学校以上)は学生ビザでも就労が可能で、現地の日本食レストランやカフェなどでバイトをしている留学生が多くいます。生活費やお小遣いを稼ぐことができるので、準備してきた予算と合わせてやりくりができますし、その国の文化を学ぶ一環としても働くことはおすすめです。注意点としては、やはり学業が第一優先となりますので出席率なども厳しく評価がされます。それだけ勉強に重きを置いて留学を考えている方や半年以上の留学を検討している方は学生ビザを利用しましょう。

3.ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは非常に自由度の高いビザで、語学を学んだり、就労体験をしたり、旅行をしたりと、協定国の文化を学ぶ目的として生まれた制度のビザです。ワーキングホリデービザは年齢制限があり、18歳以上30歳以下の方が利用をすることができます。国によって条件や申請方法は異なりますので自分の興味ある国の条件は必ず調べておきましょう。滞在期間は基本的に1年間と決まっており、その1年間の間に学校に通ったり働いたりと自由にプランを立てて生活をすることができますので海外でやりたいことが明確な方はワーキングホリデービザを利用するのが良いでしょう。

私たちが自由に選択し、利用できるのはこの3種類のビザになります。どのビザを使うのが良いかは、自分の留学の目的と照らし合わせて考えてみましょう。間違ったビザを選択してしまうと、やりたいことが十分にできなかったり、思うように英語力が伸びずに終わってしまう可能性もありますので渡航の目的をまずは考えて、自分に合ったビザを選択しましょう。