留学やワーキングホリデーを考えている皆さんは、渡航のタイミングについてもお悩みではないでしょうか。渡航のタイミングはそれぞれの人生プランによって様々ではありますが、いくつかおすすめのタイミングをご紹介いたします。

おすすめのタイミング①：大学2、3年（休学）

一つは、大学生の間に留学をするのがおすすめのタイミングです。特に2年次や3年次を休学して行くのがおすすめで、大学を卒業してから留学やワーキングホリデーへ行く人もいますが新卒を捨てることになります。将来的に日本での就職を考えている人は、新卒の枠を使えば様々な職種にも出会え、選択肢も多く非常に貴重ですのでできれば新卒で就職ができると良いと思います。また、休学をして留学をすることで自分の強みを作って帰国することができますので、就職活動に活かせるスキルを得られます。
もちろん卒業してからのタイミングでも可能で、新卒枠を使うことは難しくなりますが社会人になってからだとなかなか長期での休みは取りづらく、一度就職をすると辞めることも難しくなりがちです。大学生のうちであればそのような心配もなく、年齢的にもチャレンジし甲斐のあるタイミングです。

「若いうち」にとなると中高校生の間に正規留学などをするパターンもありますが、未成年なので行動にも制限がかかってしまいます。成人した大学生の間であれば、自分で判断しながら自由に行動・選択ができ、イベントや旅行なども楽しめるので大学生の間の留学はおすすめです。

おすすめのタイミング②:社会人3〜5年目

さらに年齢も上がり、社会人経験を経てからの留学もおすすめです。長期留学をしたい社会人の場合は、一度就職した会社を辞めなければならないという壁があるのでその問題をまずは乗り越えなければなりません。ですが、3〜５年ほど社会人を経験するとある程度の予算も確保でき、キャリアチェンジやキャリアアップを考え始める頃になると思いますので、いわゆる転職のタイミングで一度留学を挟むのがおすすめです。社会人を経験すると良くも悪くも、色々な視点で物事を考えられるようにもなり、なかなか決断までに時間もかかりやすいですが、”留学したい!”と思った時にするのが一番です。留学に年齢は関係ありません。いつでも、何歳でも留学はできます。
大切なのは、「どんな目的を持って留学をするのか」、しっかりと計画を立てて留学をすることです。帰国後の就職や将来なりたい自分のために、どんな留学をしたら良いのか、どんな勉強をするべきかをよく考え計画することで、貴重な時間とお金を無駄にすることなく、目的に向かって頑張ることができ、帰国後のことをさほど心配する必要もなく、留学に打ち込めるでしょう。

「留学」という手段を目的にせず、「留学をして何を学びたいのか、何を成し得たいのか」よく考えて計画・行動し、実りある留学体験をしましょう。