よくいただくご質問に『渡航前にやっておいた方が良いこと』『勉強しておいた方が良いこと』があります。その中でも具体的にどんなことを勉強しておけば良いのか、3つに絞ってご紹介いたします。
1.日本のことを勉強しておく
2.品詞と品詞自体の英語を勉強しておく
3.身近な英単語/熟語などを勉強しておく
1.日本のことを勉強しておく
英語の勉強とは異なりますが、まずは自分の国である日本について勉強しておくことが大切です。他国からの留学生や現地の学生たちは、自分たちの国の歴史や文化、政治に関して非常に興味関心が高く、それに対して自分の意見もしっかりと持っている人たちが多いです。語学学校やホームステイ、シェアハウスなどでは、お互いの国について話したり日本について聞かれる機会も増えます。ですが、日本人留学生は意外と自分の国のことについて興味関心が低く、せっかく相手が日本に興味を持ってくれているのに伝えられない、意見交換ができないということも。留学はいろいろな国の歴史、文化、政治、それに対してどんなことを思っているのか、お互いに話して知る良い機会でもあります。意外と知らなかった自国のことについて改めて知る良い機会ですので日本の歴史や文化などがわかる本をぜひ手に取ってみてください。
コミュニケーションは自分の意見を持ち、伝えることで成り立ちます。改めて日本の文化や歴史、政治などに関して自分がどんな意見・感想を持っているのかまとめてみるのも良いでしょう。
2.品詞と品詞自体の英語を勉強しておく
これから英語を学ぶことにはなりますが、「品詞」を理解しておけるとこれからの海外生活や学校での勉強がスムーズになります。「品詞」は”名詞”や”動詞”、”形容詞”、”副詞”などのことです。馴染みのある単語ですと形容詞のbeautifulと副詞のbeautifullyがあります。どちらがどの品詞かを理解しておけると、文章の組み立てがしやすくなり会話にも色が出て、コミュニケーションにより深みが出ますので使い分けができるよう勉強しておきましょう。
そして語学学校で勉強をするにあたって、”品詞自体の英語”を知っておくことも重要です。
名詞=noun
動詞=verb
形容詞=adjective
副詞=adverb
代名詞=pronoun など
意外と品詞自体の英語を知らなかったという方も多いのではないでしょうか。これらを知っておくだけで、授業での理解度が増しますので、”前置詞”や”関係代名詞”などもぜひ調べて勉強してみてください。
3.身近な英単語/熟語などを勉強しておく
普段の私生活でよく使う英語を知っておくだけでも現地での生活がスタートしやすいです。体調不良を訴えたい時の、「お腹が痛い!」「頭がズキズキする…」や、ホームステイなどで料理をしたいときに”まな板”を借りたい。けどまな板って英語で何て言うんだろう…。部屋を掃除したい。掃除機ってなんて言うんだろう…。と意外と身近なものほど知らない、出てこない場合があります。日頃から目に入るものを英語でなんと言うのか都度調べる習慣をつけてシンプルでよく使うであろう英単語/熟語の知識を増やしておきましょう。
本屋に行くと「ホームステイで使える英語」や「旅行で使える英語」というような実生活向けの本があります。こういった本を活用して、実践的な英単語や熟語の知識をたくさん身につけておくことで海外生活をスタートしやすくなります。最近は英語学習ができる無料アプリなどもありますので、そういったものも活用してリスニングや発音などの練習もしておけると良いでしょう。
ポイントを3つに絞りご紹介いたしました。留学前に何を勉強したら良いかわからないという方は、ぜひトライしてみてください!