リッチモンドの高校留学【バンクーバー近郊/カナダ・ブリティッシュコロンビア州】

リッチモンドの高校留学【バンクーバー近郊/カナダ・ブリティッシュコロンビア州】

スタディアブロード公式
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カナダは、高校留学の留学先として非常に人気の高い国です。
その中でもおすすめの、バンクーバーの南にある都市・リッチモンドの高校留学についてご紹介します。

リッチモンド公立学区(教育委員会)の特徴

  • 1998年から、30か国以上・数千人の留学生の受け入れを行っている
  • ブリティッシュコロンビア(BC)州で5番目に大きな学区
  • ブリティッシュコロンビア(BC)州の中で最も卒業率の高い学区の一つ

リッチモンド公立学区は、英語学習カリキュラムの開発や生徒の英語力を正しく判定する技術の向上に積極的で、同学区のELL(留学生向けの英語学習プログラム)はカナダ国内においてもトップレベルです。

リッチモンドでは留学生の多くが高い英語力を身につけながら、高校卒業に向け必要な履修科目の単位取得を目指して勉学に励むことができます。

同学区における高校卒業資取得率の高さはBC州内でも群を抜いており、毎年上位にランクインしています。

放課後にもESLプログラム(オプション)があるので、英語力が不安な方も着実に英語力を伸ばす機会があります。

リッチモンドの街

  • グレーターバンクーバーまたはメトロバンクーバーと呼ばれるバンクーバーの広域エリアに属し、バンクーバーと隣接している
  • 多種多様な民族がおり、子供からお年寄りまでが豊かに過ごせる家族向けの環境
  • バンクーバーのダウンタウンまで22分、アメリカとの国境まではおよそ30分
  • カナダ国内において最も治安の良い地域の一つ。バンクーバー大都市圏の中では一番犯罪発生率が低い
  • バンクーバー国際空港(YVR)がある
  • BC州内のハイテク企業上位100社のうち14社の拠点

留学プラン

  • 開始時期は9月または2月
  • セメスタープログラム:5ヶ月
  • アカデミックプログラム:10ヶ月
  • 卒業資格取得プログラム:1年半~

以下は、単位取得を伴わない短期の「ノンアカデミック」プログラムです。

  • サマーキャンプ
    7月と8月にそれぞれ開講する3週間のプログラム。合計で6週の受講も可。参加対象年齢は6歳から18歳まで。
    サマーキャンプには、英語のレッスンに週2回のアクティビティが含まれます。
    アクティビティ例: リッチモンド周辺の旅行やカヤックなどのスポーツ
  • 短期体験プログラム(1-3ヶ月)
    通常のクラスに参加し、学校のクラブ活動にも参加することができます。
  • 団体プログラム(15名以上)
    年齢・能力・興味・学習目標に合わせて短期および長期の団体プログラムをカスタマイズできます。

リッチモンド学区のセカンダリスクール

  • 8年生から12年生の生徒(日本の中学2年生から高校3年生に該当)
  • 2021年秋からは学区の全ての高校でセメスター制を導入予定
  • 留学生受け入れのセカンダリスクールは10校
  • 必修科目以外にも、各生徒の留学目的や要望に応えられるよう様々な選択科目がある
  • 近年に建設もしくは改築工事済みの校舎
  • 体育館はもちろん、リソースセンター・コンピュータールーム・科学実験室・劇場などの施設。Wi-Fi完備
  • 生徒会をはじめ、様々な部活動やクラブ

プログラムとコース

カナダの高校では11年生(高校2年)以降になると必修科目が少なくなり、進学や就職の希望に合わせた選択科目を履修し、それぞれの進路に向かって準備をします。

日本には商業・工業・水産・看護等の専門的な高校がありますが、カナダは公立高校内の選択科目でそれらの特別な科目を履修することができます。

リッチモンド学区の高校でも、以下の幅広い特別プログラムやコースを履修できます。

国際バカロレア(ディプロマ・サーティフィケイト)
AP プログラム(大学レベルの授業を受け単位を先取りするプログラム)
科学・数学・語学・英語・舞台芸術
リーダーシップ
調理
作曲
法律と社会正義
情報技術
ビジネスとマーケティング
会計と経済
環境維持
CAD
デザインとデジタルアニメーション
エンジニアリングデザイン
陶芸と彫刻
近代言語
ファッションデザイン
自動車整備技術
スポーツ
バスケットボール
バレーボール
サッカー
テニス
陸上競技
バドミントン
フィールドホッケー
フリスビー
ゴルフ
フットボール
ラグビー
水泳

留学生へのサポート

リッチモンド学区ではホームステイの手配を行っています。

留学生の相談窓口として各学校にコーディネータがいるので、連絡や相談がスムーズにできるので安心です。

各学校では、アカデミックカウンセラーによる授業選択や進路指導のサポートもあります。
国際教育課では、言葉の壁や不慣れな海外生活などで生じる問題への対応をしており、各所でのサポート体制が整っています。

イングリッシュ・ランゲージ・ラーニング(ELL)

リッチモンドには5つのELLレベルがあります。英語のレベルに関係なく、学年ごとに最大8コース、または学期ごとに4コースを受講します。通常コースは英語のレベルに合わせて推奨されるコースを履修します。

この他にもオプションで受講できる放課後の「コネクションプログラム」があり、ESLやソーシャルアクティビティを通して英語力を強化することができます。

リッチモンド学区の高校

10校あるセカンダリスクールには約800-1200名前後の学生が在籍しています。日本からの長期留学生は、年間を通して平均で30名程度で、様々な高校に分かれて勉強しています。
以下はリッチモンド学区で留学生を受け入れているセカンダリスクールです。

​1. Boyd Secondary​
2. Burnett Secondary
3. Cambie Secondary​​
4. MacNeill Secondary
​5. McMath Secondary
6. McNair Secondary
7. McRoberts Secondary
8. Richmond Secondary​​
9. Palmer Secondary
10. Steveston-London Secondary​

申請から渡航まで

9月の新学期に向け、申請は毎年1月ごろに始まり定員に達すると締め切られます。短期のプログラム以外では、直近で2年分の成績証明書や予防接種記録等の書類(英語)を求められます。

申請してから入学許可までは2週間から4週間程度です。入学許可の通知を受け取ったら、教育委員会宛に留学費用の支払いを行います。

学生ビザの申請は入学許可書を取得してから行います。

ビザを取得したらいよいよ渡航準備です。現地の生活や学校に慣れるためにも、サマーキャンプに参加しておくことをおすすめいたします。

学校が始まる1週間ほど前には留学生向けのオリエンテーションがあります。オリエンテーションでは、学校案内や留学生活についての説明や英語のレベルテストが行われます。テストの結果により、必要な学生にはESLクラスの案内が行われます。

リッチモンド学区の高校留学のまとめ

リッチモンドは治安も良くESLのサポートも充実しているため、日本人留学生には安心して留学できるおすすめの学区です。

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